昔はどの家も樽で味噌を仕込みました。この味噌も、丹精込めた小分け仕込み。昔ながらのつくり方でゆるやかに熟成させたら、懐かしいコクと香りの味噌となりました。
味噌作りの先人たちの知恵にまだまだ私たちの技量も科学技術も追いついていないのかもしれない、と味噌作りのたびに発酵の奥深さを思い知らされます。私たちの技術の粋(すい)を集めた王醸は、先人たちに追いつくことができたのでしょうか。昔と変わらない悠々とした時が流れる伊那の地で、時間を惜しまず只々愚直に味噌を作りました。数量限定の私たちの味噌をぜひご賞味ください。